Instagramのコメント翻訳ってこのブログで一番多いキーワードなんですよ

男子シングルの結果は知っていますが、まだ映像で内容は見ていません。

マスコミを試してるのかマスコミに試されてるのかはいつかわかるよ、なんて柔らかにのんきに書いてたら、インスタグラムでデニスの公式アカウントから、そしてキャロルコーチのコメントで強烈なやりかえし食らってて失笑してしまいました。

あーあ、日本の無知な(あるいは金つかまされてるか、見て見ぬ振りしてる)マスコミがいつも自分に好意的な記事書いてくれるからって調子に乗って「たぶん故意だ」なんて言葉持ち出した時点で、もうね、私はずっと感じているんだけど彼とその取り巻きの幼稚性を丸出ししてしまいました。

今でこそどうかわからないけど、カザフスタンってソチ五輪フィギュアでランキング上位選手がいる国の中で唯一国際審判を派遣できなかった国(この記事の後半にリンクあるよ)ですよ。そういう意味でISUに変な義理もないし、第一フィギュアスケート少しでも詳しく見ている人ならば人格的に殿下と呼ばれるような選手がそんな羽生結弦の出来不出来なんて気にするような小物じゃないって知ってますしね(ちなみにこのブログ、実はインスタグラムのコメントの翻訳というキーワードで一番アクセスが多いんですけど、コメントの翻訳の仕方の説明で書いた記事は奇しくもデニスとカザフスタンについてのエントリでした。冬季五輪が北京に決まる前の話ですが)。

むしろ「羽生結弦なんて存在まったく気にしてなかったから」起きた「事故」なわけです。それも衝突事故として起きていないものを事故だといちゃもんつけられて大騒ぎされた。まあなんですか、やあさんの当たり屋みたいなものでしょうか。私、大学生の頃、友人の家に行くのに父親のオートマチック車を借りて一人で運転していた渋滞中の多摩の国道で、うっかりクリープ現象っていうんですか、それ起こしちゃって慌てて急ブレーキかけたら、後ろのやくざまがいのチンピラが出てきてうちの車のロックかけてなかったドア開けられて怒鳴り込まれたことあるんです。ものすごく凄まれたあとに「俺の携帯のアンテナ曲がったから」ってお金請求されました。一人だったし怖いし、不慣れな土地だったし、財布開けたら2000円しか札束入っていなかったんだけど(チンピラさん絶句してた。父の車はそこそこ高級車だったからいいカモだと思ってたのかもね)、それ渡して勘弁してもらったことがあります。最後にはチンピラさんのほうが「おまえちゃんと帰れるのか?」と心配したぐらいで。ひどく情けない話でしょ。なんだかそんな昔のこと思い出しちゃったわね。

でも人一倍きちんとしていて、やましいことのなかったプライドの高い殿下は、そして何も恐れることもなかった殿下(およびその関係者)は黙っていなかったようです。

「故意だ」という言いがかりさえなければ不愉快であってもそれで収めていたでしょうね。でもオフィシャルアカウントでむしろ羽生は謝罪すべきだとまで言われているようですが大丈夫?(ええと、デニスの国際マネージメント事務所は相変わらずキム先輩のところでしったっけ?知らんけど)

覆水盆に返らずといいますが、それでも「言い過ぎました」、「いちゃもんつけてごめんなさい」、ついでに「いつもよけられないほど運動神経悪くてごめんなさい」、ぐらい言って謝ったほうがいいよ。もう謝っているかもしれないけど。

一方ミーシャはインスタグラムでロシアのかわいい3人娘と一緒にお夕飯食べるというコミュ力の強さを示していておりましたとさ。はっはっは。

それと真央ちゃんのひざの問題……けがと試合参加の問題はすごく思うところがあるので後日書ければ書きたいですね。

 

Advertisements

マスコミが試されているのか、マスコミが試しているのか、それはいつかわかること

ミーシャ・ジーは羽生結弦のような点がとれるスケーターには決してなれないだろうけど(別になる必要もないけど)、羽生結弦が仮に望んだとしてもまず習得できそうにないセンスを持っているのだなあと思いました(別に望む必要もないのだけど)。フィギュアスケートという手段を通じて表現する音楽性ね。

ピアノ協奏曲第2番を自分でああいう風に抜き出して、自分でああいう風に振り付けして、自分でああいう風に滑るわけじゃないですか。髙橋大輔も全部自分ではやらないですよね。羽生結弦も自分でできるのはせいぜい曲の編集ぐらいだろうし(せいぜい、なんていうと評価していないみたいだけど、SEIMEIの音楽の編集はなかなかだと思ってます。私の好みからするとさほどおもしろさは感じないけど、一つの曲のようにちゃんとまとめてるというのはすごい)。

ともかく、ミーシャはいま現役の振付師の中でも音楽的な趣味の良さはずば抜けているのではないかと思います。

フジテレビがやっていた放送に登場した選手の演技しか見ていませんが、ミーシャの演技が一番印象に残りました。今季のミーシャは、もちろん彼なりに少しでも点数をかせぐ計算はしているのだろうけど、ジャッジや観客に対して「アピールしようと思ってアピールしている」ような媚びがない。今のフィギュアスケートの場合「アピールすることを意識している、ということを見ている側に意識させる」ことがアピールだとみなされているきらいがあるし、ちょっとそんな風潮に嫌気がさしていたところだったので、私は心が洗われた感じがしました(ちなみにデニス・テンも同じような意味で媚びがないように見えました。彼の音の表現の仕方はさすがでしたね)。やろうと思っていることをやって結果的にアピールできている、というのが本来のありかただと思うので。

といっても、現実にはプロトコルでは下記の通りになるわけですよ。自分で振り付けをやっている人の音楽の解釈のほうが評価は低いわけです。その辺、私にはどういう視点で採点されてるのかさっぱりわかりません。見てる限り、この選手の場合要素にミスがなければだいたいこれぐらいの点数、というのをあらかじめ事前のジャッジミーティングでジャッジの間で意思統一しておいて、プラマイ幅もだいたい決めておいて、試合ごとの選手のできと印象を基にその幅の中でPCSで上下させるっていうやり方をしているのでしょう。だから、もうPCSなんてもっともらしく5項目に分ける必要なんてないんじゃね?と思います。

wc2016_Men_SP_Scores_1.pdfwc2016_Men_SP_Scores_2.pdf

それとですね、ステップレベル3でGOE満額で、だからスケーティングスキルに10点満点を5人のジャッジが出してるってやっぱり意味わかりません。だったら点数とりたけりゃステップレベル落として楽して、見た目きれいにGOE確実に満額とったほうがお得じゃね?という話になるでしょう? だってPCSはGOEに連動するっていう二重取り採点方法が定着してるわけですし。でも現に、ステップにレベル4という上の水準がすでにある以上、レベル3しかとっていない人の「スケーティングスキル」に「満点」出すジャッジがいるなんて、理屈からしてやっぱりつじつまが合っていないと思います。

うん、満点はおかしいよ。たとえば9.75だったらまだ「理屈として」理解できるけどw (自分の美意識に照らし合わせることはこの際やめておきます)

0.25違ったらどう順位として差が出てくるのかといわれれば出てこないけど、なにこのどんぶり勘定w

そんなことするからあのジャッジングシステムは信用できないって話になるんだと思うわ。

ああ、書く前は「褒めるべきことしか書かないぞ、でないといろんなことで腹が立ってくるから」と思ってたのに、スケートそのものの話だけでこんな調子です。

ここまできたらやけくそで書きますけど、私やっぱりね

Continue reading

いわば近況報告になるのでしょうか

エスペランサ・スポルディングの新しいアルバムをタワーレコードで予約してコンビニ支払い受け取りにしていたのに、あろうことか入荷メールを見落とし、返品になってしまう大失態。一応、受け取り先であったコンビニに電話して(忙しいときにすみません)謝りました。ご面倒をおかけした「だけ」で金銭的な被害とかは店舗側にはなかったようなのですけど、それにしてもね。ああ、疲れてます。

エスペランサ好きなんですよ。ついCDを買ってしまう、いまとなっては数少ないアーティストの一人。数年前には演奏を聴きに行ったこともあります。5月にまた来日するんですけどね、平日夜にお台場のライブハウスだからちょっと。誰かに子供を見てもらうにしても、まだ小さいですし。

(自分にとって時間的な負担が少なそうなSOI東京公演でさえも少し迷ったとはいえ、あきらめました。その時期は真央ちゃんや小塚君ではなく、きっと子供に拍手していることでしょう。)

話がそれましたが、そんなこんなで結局、忘れてたくせして思い出したらすぐさま聴きたくなったものですから、結局Amazon.co.jpで自宅宛直送で注文し直して手に入れたわけです。でも、今回のアルバムEmily’s D+Evolution、プロデューサーがトニー・ヴィスコンティなんですね。一曲目のこの曲かけた瞬間にいかにもでふいてしまいました。

エスペランサのアルバムは出すたびに曲調が違うんです。でもフレージングというのかな、それはいずれもいかにものエスペランサ節というものがあって今回もそれは健在。

たとえばChamber Music Societyのときは、こんな感じでした。

レターマンが紹介しているように、このアルバムを出した頃に、グラミー賞の新人賞にノミネートされていたんですよね。で、ジャスティン・ビーバーを蹴落として受賞してしまうというまさかの珍事が起こりました。アメリカ人全然エスペランサ知らないんだもの。ビーバーのファンは発狂するし。ありゃ誰だと。日本の方が知名度あったかもしれません。でもさ、グラミー賞って音楽関係者が投票権あるんだから、そりゃ、業界の人に選ばせたらダントツにエスペランサになるもんね、って思いましたよ。

ドラムはテリ・リン・キャリントンです。かっこいいですね。

でも、エスペランサはChamber Music Societyの前にすでにEsperanzaというメジャーデビューアルバムを出しています。いちおうテレビに出てプロモーションなんかしてるんですけどね。でも、日本で売れたのではないでしょうか。

とはいえ、これどう考えても「普通に売れる」って感じの演奏じゃないですよね。それに見た目も全然垢抜けてないし。

要するに、技術が高けりゃ評価される世界でもないんですよ、芸能界って。そういうこと考えると、フィギュアスケートってスポーツというより芸能に近いのかもしれません(やけくそ)。

一番売れたのはやっぱり前作のRadio Music Societyなのでしょうか。グラミー賞も受賞し、知名度も上がったせいか、このアルバムでは気合い入れてストーリー性のあるPV作ってます。

 

曲としてはこっちのほうが好きかな。↓

このアルバムが出たとき、マーケティング的にもこれを上回るのを作るのは結構難しいかもって思いました。実際、今回の新作まで4年も空いてしまいましたし。(といっても、ジャズミュージシャンですから、ほかのアーティストからお声がかかって、バンドメンバーとして忙しく活動していました。実際、私もエスペランサの演奏を生で聴いたのは、テリ・リン・キャリントンのThe Mosaic Projectの一員として来日したときです。)

でも、練りに練ったおかげで新作もおすすめですよ。

エスペランサの曲はどれもどう考えてもフィギュアスケート向きではないので、フィギュアスケートファンの方々にはおそらくつまらないであろうエントリになってしまいましたが、どのアルバムのタイプであれエスペランサがやってるようなわけわからん曲を滑ることができる人が仮にいるとしたら、考えられるのは髙橋大輔ぐらいではないかと。

しかしなあ、今年買ったCDが両方ともトニー・ヴィスコンティのプロデュースだとはなんとも。いわずもがな、もう一枚はこちらです。

ではまた。

めずらしく家族でフィギュアスケートの放送を見てみた

ここのところフィギュアスケート(の試合のありかた)にかなり興味を失っていたので、今日が四大陸選手権の初日でフジテレビで生中継をしていることも、7時半頃たまたまテレビをザッピングしていた連れに指摘されて気づいた次第です。

そこで連れと一緒にしばらく中継を見ることにしました。連れはまったくスケオタではありません。とはいえ、プルシェンコのセクボンと安藤美姫のクレオパトラ(の衣装)ぐらいは知っているというフィギュアスケートに関する「教養」はあります。村上佳菜子のジャンピングジャック(の衣装)も知っています。そしていわく「ここぞという時に必ずやらかしてしまう」選手時代の織田信成についても知っています。むしろ芸能人・解説者として活躍している織田さんよりも選手時代の織田さんのほうをよく見ていたかもしれません。

ああ、連れ、というのもわかりにくいのでそうですね、とりあえずマリオと呼ぶことにしましょうか。半分成人の息子はアントニオでいいや。

以下試合を見ながらのそれぞれのコメント。

Continue reading

失うものなんて何もない

遅ればせながら全米選手権の動画を見たり、欧州選手権のショートプログラムの動画を見たりしています。特に欧州選手権の男子SPの上位10人ぐらいの演技見て、こう思いました。男女シニアジュニア問わず今の日本人フィギュアスケート選手でも上位にいるような人たち(および彼らのスタッフというのでしょうか)が忘れてしまっているようにみえる何かをこの選手たちはもっていて、それを意識していて、それを押し出しているなあ、と。

日本人選手たちは、ある意味守りに入っているのかもしれませんね。どうしたら点数を稼げるか、とりこぼさないか、ということばっかり考えていて、それは競技である以上非常に重要なことなのですが、ここのところそれが露骨に見えてきてしまっている感が強く食傷気味になっています。

今季、日本人選手たちの演技を見ながら、ああがんばってるんだろうなとつくづく感心したり、泣けてしまうことだってよくありましたが、全米選手権や欧州選手権の男子SPを私が見ていたときのような、なんというか自然と笑みがこぼれるようなものが上位陣からはほとんど見えてこない。

こんなこと言っても具体性にも欠けるし、いちゃもんですかね。いちゃもんといえばそうかもしれませんね。いちゃもんならいちゃもんなのでしょう。

なもので、(同じくがんばっているだろうに)そういうところを過剰に感じさせなくて、ある意味吹っ切れてるようにみえる佳菜子ちゃんが四大陸選手権に出ることになったそうなので、彼女の爽快なパフォーマンスに大きな期待をしています。

過去の自分が比較対象の人

(今回もフィギュアスケート選手ネタではないのであしからず)

スターウォーズ過去6作を録画しなきゃとか様々な理由でクリスマスが終わったころにテレビ録画用のレコーダーの中身をチェックしました。1年近く見ていない番組もごろごろ出てきました。その中に昨年のアカデミー賞授賞式の開始からなぜか38分だけ録画されたものがあったので、消去するために見たわけです。

オスカー授賞式に関しては冒頭の部分が撮れていればじゅうぶん。いつもオープニングだけ楽しみにしているからです。なので、司会者のドギー・ハウザーのオープニングはしっかり見つつも、残りはざっと見ました。で、その38分の中に、助演女優賞の授与があったのです。メリル・ストリープ19回目のアカデミー賞ノミネートでした。ウィキペディアでのメリルのページにはもはや彼女の様々な受賞歴がメリル・ストリープの受賞とノミネートの一覧として別立てになっています。

(ところでメリル、と書くとフィギュアスケートのファンの方々の100人中99人はメリル・ディヴィス様のほうを思い浮かべてしまいますよね。でも、ストリープさんのほうが私の眼にとって付き合いが長いのでここではメリルと書きます。) Continue reading

痩せた青白き侯爵

(2016/01/29 ソウルトレインでのインタビューおよびGolden Yearsの動画を追加)

私の中学生の頃はまだインターネットがなく、その一方でまだ貸しレコード屋という商売が成り立っていた時代で、ビリー・ジョエルのLPを《友&愛》にレンタルしに通ったものだという話は以前書きましたが、ほかにもレコードを借りられるだけ借りにいったアーティストの一人がデヴィッド・ボウイでした。レッツ・ダンスがヒットしていましたしね(今日、はじめてレッツ・ダンスがボウイのアルバムの中で一番売れたものだということに気がつきました)。

まあ戦メリも話題になっていたんですけどね。でもうちの両親は「ものを知っていた」ので、公開されたときに「見に行きたい」と言ったら反対されました。「大島渚の映画で、出演者がデヴィッド・ボウイと坂本龍一とビートたけしの戦争捕虜映画なんて、見ても絶対におもしろくないだろうからやめとけ」と。

Continue reading